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カルチャーと働き方

社内外のプロフェッショナルとの特別研修、事業開発を担う人材を育成する『ORD Business Academy』とは?

2021.12.10

現在、SDGsに代表されるように、社会・環境課題への対応が企業にも個人にも求められており、ESG(環境・社会・ガバナンス)の軸で企業の社会との関わりを評価する動きも高まってきています。

企業の社会的責任が一層求められる時代において、「これからの食卓、これからの畑」を企業理念に掲げるオイシックス・ラ・大地は、食に関する社会課題を解決するサービスや事業をこれまで以上に輩出していくことを目指しています。

そして、事業開発を担う人材を育成するための新しい社員教育プログラムがはじまりました。その名も『ORD(Oisix ra daichi) Business Academy』です。

ここでは実地研修としてマーケティングの知見を磨いたり、社外から有識者のゲストを招いた少人数の勉強会を開催したり、コ・ラーニングのアプリで学習したりと、様々な新しい取り組みを開始。今回、『ORD Business Academy』を主催する成長推進室の谷中沙織さんと髙橋尚希さんに、この取り組みについて詳しく話を聞いてみました。

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これからを担うメンバーの成長を後押しする場

── はじめに『ORD Business Academy』を立ち上げた背景から教えてください。

谷中さん:
オイシックス・ラ・大地のこれからの成長を目指す上で、私たち成長推進室では次の人材を育てていくことが急務という課題意識がありました。それは、事業を立ち上げられる人、事業のオペレーションを構築できる人、新しくお客様を獲得できる人です。

これまでは実務のなかで覚えていってもらうというのが主流でしたが、実務以外の部分で学べる場や機会を用意し、新規事業開発や事業拡大に意欲を持つメンバーの後押しをしたいと考えました。

また、オイシックス・ラ・大地の社内には、執行役員を勤めながら、兼業でマーケティング支援会社を経営している奥谷孝司さんや西井敏恭さんといったプロフェッショナルがいます。そういった人たちの知見を、オイシックス・ラ・大地のこれからを担うメンバーにしっかりと共有していきたいと思いました。

谷中沙織さん
HR本部 成長推進室 成長推進セクション マネージャー。中途入社7年目。オペレーション構築チームにて新規獲得チームの企画サポートを経験後、社内横断プロジェクトのお客さま満足度向上委員会およびEC-CX室にてお客さま体験向上活動のリーダーを担う。育休を経て人事へ異動。

谷中さん:
今年10月からはじまった『ORD Business Academy』は、大きく3つのプログラムから構成されています。

ひとつ目は、実地学習として実際に広告運用を経験し、新規のお客様を獲得するための知見を学ぶこと。ふたつ目は、外部からマーケティングや事業開発におけるプロフェッショナルの方をゲストを学び、知見を広げること。最後は、コ・ラーニングのアプリを活用しながら、マーケティングに関する基礎知識を体型的に学ぶこと。

現在はまだ実験的な要素も多いので、各部門長から成長を期待する人材を推薦してもらい、少人数で行っています。なかには、中途入社したばかりのメンバーもいますね。

受講期間は9ヶ月で、第1期は来年6月に終了する予定です。その後は、第1期をレビューし、第2期以降の『ORD Business Academy』へと繋げていきたいと思っています。

実地訓練を通じて、お互いに学び合う

── 各プログラムについて聞きたいのですが、実地訓練では実際に広告運用を経験するんですね。

高橋さん:
そうなんです。事業を育て拡大していくには新規のお客様の獲得が欠かせず、広告運用の知見は必須で身につけてもらおうと、実地訓練の題材に選びました。

広告運用の大切さは誰もが理解していると思いますが、担当部署に所属しない限り、実際に運用を経験することはないですよね。実際に経験し、広告運用において何が重要かを体験を通じて学ぶことで、今後の事業開発や事業拡大に活かしてもらいたいと考えました。

この広告運用の実地訓練では、デジタルマーケティングのプロフェッショナルである西井さんが主幹となりプログラムを進めていきます。はじめにサイト分析や検索対策について学び、その後は運用型広告やSNS広告を実際に予算をつけて運用してもらいます。

髙橋尚希さん。
HR本部 成長推進室 成長推進セクション。入社5年目。営業拠点にて新規獲得チームのSVを経験後、経営統合のタイミングで人事へ。成長推進チームの中で、全社を巻き込む研修制度の企画運営を行う。

高橋さん:
プログラムでは広告運用の結果を自らレビューし、西井さんからフィードバックを受けて、PDCAを繰り返していきます。また、他のメンバーとも状況やフィードバックの内容を共有し、お互いの知見を高め合いながら学習していきます。『ORD Business Academy』では、お互いに教え合い、学び合うことを大切にしています。

メンバーには、マーケティングの基礎知識を体系的に学べる『Growth X』というアプリで学習をしてもらいますが、こちらも参加者同士で学び合いができるようになっています。学んだことをオイシックス・ラ・大地で活かすとしたら、どんな可能性がありそうですかといった問いに対する、全員の回答が一覧で見れるようになっていたりします。

マーケティングのセミナーは社外でも受講することもできますが、社内プログラムだからこそ実現できる、こうした学びあいの価値を高めていきたいですね。

視野を広げ、自分のあり方を見直す機会になれたら

── また、『ORD Business Academy』では外部のプロフェッショナルの方がゲストとしてセミナーを開催されてますよね?

谷中さん:
はい。奥谷さんと西井さんのネットワークのおかげもあり、本当に豪華なゲストの方々にお越しいただいています。これまでに、Reproの中澤伸也さんや無印良品でSNSマーケティングに携わってきた風間公太さんなどにお越しいただきました。

テーマとしては、最新のアドテクノロジーを活用したデジタルマーケティングや、欧米で進むサステナブルビジネスの最新事例と消費者トレンドなど、幅広く扱っていきます。

実地訓練やアプリを活用した学習は、業務の延長線上にあるものとして、すぐに活かせることを目的に設計していますが、セミナーは少し違います。世の中全体のトレンドやマーケティングの潮流を俯瞰して学び、自分の視野を広げたり、自分がどんなプロフェッショナルになりたいかを考える機会となることを目指しています。

高橋さん:
あとは、ゲストでお越しいただいた社外のプロフェッショナルの方々もそうですし、奥谷さんや西井さんのような社内のプロフェッショナルの人たちと、参加者の繋がりが生まれることにも期待しています。

奥谷さんや西井さんもよく言われるんですが、仕事はひとりでやるものではなくて、社内外の色々な人から教えてもらったり、時には協力してもらいながら、進めていくものですよね。ここでは普段の業務を離れて、所属部門外の人や社外の人と交流し、関係を深めていってもらえたらと思っています。

先程の学び合いの話もそうですけど、『ORD Business Academy』では色々な人との出会いを通じて、知識だけではなく繋がることの価値を生み出していきたいです。

「やんちゃ」と「ちゃんと」を両立するために

── 最後に、『ORD Business Academy』をはじめ、成長推進室として施策を考える時の軸があれば教えてください。

谷中さん:
社内でよく議論をしているのは、「やんちゃ」と呼ぶ大胆なチャレンジ精神と、「ちゃんと」と呼ぶ事業を安定的に成長させていく力を、どう両立させていくかです。

会社の規模が大きくなり、企業としての社会的責任も高まるなかで「ちゃんと」の実践は欠かせません。一方、変化する時代のなかで新しい価値を作っていくために「やんちゃ」な挑戦も必要となります。

例えば、今回の『ORD Business Academy』でいうと、実地訓練やアプリを活用したマーケティングの基礎知識の学習は「ちゃんと」を磨くことを主目的に。外部講師から刺激をもらうセミナーは「やんちゃ」を磨くことが主目的になっています。

高橋さん:
これまでのオイシックス・ラ・大地の社内研修だと、どちらかというと「ちゃんと」の部分をしっかりと育てるものが多かったと思います。

ほぼ全社員が受講するロジカルシンキングを学ぶ「問題解決講座」もそうですし、お客様のことを深く知るための「お客様理解講座」もそうです。どちらも、エビデンスに基づいて、ちゃんとした打ち手を実施するためのプログラムでした。

もともとオイシックス・ラ・大地に入社してくる人はベンチャー気質の人が多く、「やんちゃ」の部分を育てる取り組みはあまりしてきませんでしたが、会社として社会により大きなインパクトを与えていくことを考えると、「やんちゃ」の部分を後押しできるような施策が大切になってくると思います。

今回の『ORD Business Academy』ははじまったばかりですけど、非連続的な成長をつくりだす人材を生みだす場として、しっかりと育てていきたいです。

執筆:井手桂司 / バナーデザイン:尾関真彩 / 編集:ORDig編集部

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オイシックス・ラ・大地は仲間を募集しています。

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2018年10月の経営統合を経て、第二創業期を迎えたオイシックス・ラ・大地は、「食」の領域にはもちろん、「食 × 〇〇」で幅広い領域の社会課題の解決に向けて、ビジネスを創出していきたいと考えています。

そのためにも、必要不可欠なのが事業開発に挑戦する「仲間」です。

社会をより良くするために、誰もやったことのないビジネスに挑戦し、時には困難が降り掛かっても、その上り坂を楽しんでいける。そんなリーダーシップを発揮し、事業開発に挑戦する仲間を私たちは必要としています。

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Oisix ra daichi Recruitment | これからの食卓、これからの畑

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