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脱炭素化・SDGsの実現を目指して。オイシックス・ラ・大地のグリーンシフト施策の展望
プロジェクト

脱炭素化・SDGsの実現を目指して。オイシックス・ラ・大地のグリーンシフト施策の展望

2021.03.19

2020年10月、日本政府は2050年までに「カーボンニュートラル」を目指すことを表明しました。同様の動きは欧米を中心に各国で進んでおり、世界中の様々な企業において、温室効果ガスの排出抑制に向けた新事業の開発や方向転換が始まっています。

「これからの食卓、これからの畑」を理念に掲げるオイシックス・ラ・大地は、これまでも環境負荷を減らす様々な取り組みを続けてきましたが、会社をあげてグリーンシフトの推進に一層注力していきます。

その決意の現れとして、社内全体のグリーンシフトを推進するため、グリーンプロジェクトを担当する専門チームが発足しました。

今回は、専門チームの一人である深井由里加さんに、オイシックス・ラ・大地のグリーンシフト施策の現状や展望について話を聞いてみました。

深井由里加さん。
新卒で化粧品メーカーのオウンドメディアで漫画・小説などコンテンツサイト運用を経験後、ゲーム業界へ転職。人気恋愛ゲームプランナー・ディレクターとして、月商1億規模まで成長させる。オイシックス・ラ・大地転職理由は「今度はリアルな商材で、誰かの人生や生活を豊かにできるサービスに関わりたい」から。エンタメ業界で培った感動体験作りをOisixサービス進化に活かしてきた。

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削減目標を数字で定め、進捗を共有していく

ーー はじめに、深井さんたちが所属するグリーンプロジェクト担当チームについて教えてください。

深井さん:
これまでオイシックス・ラ・大地では、各ブランドや事業部単位で環境負荷を減らす様々な取り組みを行ってきましたが、グリーンシフトを会社全体で推進する牽引役となるべく発足したのがグリーンプロジェクト担当チームです。

グリーンシフトを進めていくには、国や行政の動向や、最先端のテクノロジーなど、様々なものをキャッチアップしていく必要があります。また、海外を含め、他の企業の事例を学びながら、自社に最適な施策を検討していくことも重要です。そういったグリーンシフトにおける様々な情報を統合し、各施策に落とし込む、ハブのような存在を目指しています。

現在の主な活動は、配送におけるグリーンエネルギーの導入や、商品パッケージの更なるグリーン化など、5つのグリーンシフト施策を進めています。

深井さん:
また、企業としてカーボンニュートラルに取り組むには、生産・物流・配送など、企業活動を展開する上で自社が排出している温室効果ガスの総量を把握し、その上で削減目標を定めることが重要です。活動によって、数字にどれだけ変化があるかを客観的に把握しながら、PDCAを回していく必要があります。

今後、自社が排出している温室効果ガスの数値や、どれだけ削減に進捗があったかも、何らかのレポートをして、社外に公開していきたいと考えています。

将来的には、企業を取り巻く活動全体においてグリーンシフトを進めていくために、農産物をつくる生産者の方々をはじめ、パートナーの方々に協力いただく必要も生じると思います。その第一歩として、まずはオイシックス・ラ・大地単体で、温室効果ガスの削減に最大限取り組んでいきます。

生産と配送から排出される温室効果ガスの削減

ーー 現在進行している5つのグリーンシフト施策ですが、それぞれどんな取り組みをしているかを紹介してもらえますか?

深井さん:
ひとつ目は「オイシックス・ラ・大地独自のグリーン基準導入の検討開始」です。

取引させていただいている生産者の方々に協力いただきながら、使用資材・生産方法・使用機材などを見直し、生産における温室効果ガス削減効果の指標化を行う予定です。

現在、私たちは安心安全な食品をお客様に届けるために、農作物や畜産物など全ての生産において厳格な安全基準を自社で制定しています。それに加えて、生産における環境負荷を減らすための基準を独自に設けることを目指します。

これまでもオイシックス・ラ・大地では、化学肥料の使用を避けたり、農薬の使用をできるだけ抑えて栽培したりと、環境負荷の少ない生産を続けてきました。ここに、脱炭素という視点が新しく追加されるようなイメージです。

深井さん:
ふたつ目は「配送車のグリーンエネルギー実証実験の開始」です。

お客様への商品の配送において排出している温室効果ガスの削減を目指します。

現在、『大地を守る会』と『らでぃっしゅぼーや』では、自社のトラックでお客さんに食材を運ぶ配送網を持っています。また、子会社である移動式スーパー『とくし丸』も、全国で約700台のトラックが稼働しています。

これらのトラックから排出される温室効果ガスの削減のために、グリーンエネルギー燃料の車両を一部導入し、実証実験を開始する予定です。どのような形が環境負荷を低減しながら、事業として継続していくために望ましいのかを探るため、実験を重ねながら検証していく予定です。

脱プラやフードロスへの取り組みを一層強化

深井さん:
3つ目は「商品パッケージのさらなるグリーン化」です。

オイシックス・ラ・大地で取り扱っている商品における包装の50%以上を、今後5年以内に環境対応素材に変更することを目指しています。

私自身、以前から、このテーマに取り組んでいました。昨年、『Kit Oisix』に使用されるパッケージ(外袋)を従来のプラスチックから、地球に優しい植物由来プラスチック(バイオマスフィルム)に切り替えましたが、このプロジェクトを担当していました。

現在、Kit Oisixでは、外袋だけでなく、食材や調味料の中袋も含め、生分解性素材など、今よりもさらに環境対応の素材へと変更することを目指しています。加えて、青果品や加工品についても、包装の簡素化や素材変更などにより、脱プラスチックを目指しています。

深井さん:
4つ目は「従来のフードロス削減の取り組み強化」です。

2019年に食品ロス削減推進法が制定されましたが、以前からオイシックス・ラ・大地ではフードロス削減のために様々な施策を行ってきました。

オイシックス・ラ・大地がどんな取り組みをしてきたかは食品ロス削減アクションの詳細を見てもらえればと思いますが、市場で流通できない規格の食材を活用したり、家庭で出た野菜くずを回収し肥料として使用したりと、生産者とお客様をつなぐオイシックス・ラ・大地ならではの取り組みも多々あります。

こういった活動によって、畑のロスを大幅削減したり、流通プロセスでの廃棄を最小限に止めたり、『Kit Oisix』など食材を余らせないサービスを展開することで、家庭での食材廃棄量を1/3に削減するなど、確実に成果は出ています。これからも、サプライチェーン全体で、フードロス削減を強化していきたいと考えています。

アップサイクル食品の価値を世の中に広げていく

深井さん:
最後は「フードロスに繋がる商品開発で新しい価値の提供」です。

例えば、廃棄されるはずの食材にひと工夫加えて、新しい食品に生まれ変わらせたアップサイクル食品です。アップサイクル食品の例としては、ベーコンの切れ端で作ったジャム、いらなくなった魚を使ったジャーキーなどがあります。

オイシックス・ラ・大地では、『Future Food Fund』という食領域のスタートアップ企業を支援するコーポレートベンチャーキャピタルファンドを運営していますが、出資先の一社である株式会社スナックミーでは、既にアップサイクル食品を開発しています。形や大きさが規格外であるという理由だけで廃棄されてしまう果物やオーツなどをアップサイクルした、美味しいグラノーラの販売も行いました。

深井さん:
このようなアップサイクルの価値を世の中に伝え、アップサイクル食品の市場をつくっていくために、様々な企業が開発したアップサイクル食品の販売を手伝う役割をオイシックス・ラ・大地が担っていけたらと考えています。

現在、Oisixでは、国内外の様々な食のスタートアップ企業の食品を扱う『クラフトマーケット』という売り場を設けています。

グルテンフリーのスナックバー、コオロギ(食用)を使ったお菓子、小麦粉を使わないひよこ豆のパスタなど、これまで見たことのないスタートアップが手掛けた食品が話題になり、完売が相次ぎました。

アップサイクル食品も、スタートアップ企業の手がける食品も、生産量が限られているため、最初から大きな流通に乗せるのは難しいところがあります。ただ、私たちのような食のECであれば、生産量が少なくても売ることができますし、お客様の反応を見ながら改善することもできます。

オイシックス・ラ・大地では、お客様の声を聞きながら改善を重ね、大ヒットに至った商品の事例も沢山あるので、その時の経験も活かせるはずです。私たちと組むことで、様々な企業が手がけるアップサイクル食品が世に出て行くキッカケを作っていけたらと考えています。

グリーンシフトを楽しみながら解いていく!

ーー 最後に、グリーンシフトを推進する上で、深井さんたちが意識をしていることを教えてもらえますか?

深井さん:
特に意識していることは、グリーンシフトの取り組みを、事業として持続可能なものにしていくことです。

オイシックス・ラ・大地では「食に関する社会課題を、ビジネスの手法で解決する」ことを理念に掲げています。環境への取り組みも、グリーンシフトによって収益に貢献できる仕組みづくりをしていかないと継続できません。

同時に、グリーンシフトを「楽しんでやっていこう」という想いもあります。

社長の高島も「降りかかる問題は選べないが、問題を解く態度は選べる」とよく言いますが、目の前の問題を大変だと思いながら解くのではなく、楽しみながら前向きに解いていったほうが、上手に問題を解くことができると思います。

これからの時代、多くの人が企業を評価する際、環境に対する取り組みをどれだけ徹底できているかということは、欠かせない視点になるはずです。最近では「ESG投資」という言葉も広がっていますよね。

企業の社会的責任として、当然のように環境への取り組みが求められる時代において、「オイシックス・ラ・大地はグリーンシフトを推進しています」と胸をはって言えるよう、活動に取り組んでいきたいと思います。

執筆:井手桂司 編集:ORDig編集部

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2018年10月の経営統合から約2年。第二創業期を迎えたオイシックス・ラ・大地は、「食」の領域にはもちろん、「食 × 〇〇」で幅広い領域の社会課題の解決に向けて、ビジネスを創出していきたいと考えています。

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