オイシックス・ラ・大地の「挑戦」を深ぼる

事業成長を自ら推進し、ゼロから価値を創る存在へ── P&GとBCGを経て、Oisixで新たな挑戦をスタート

事業成長を自ら推進し、ゼロから価値を創る存在へ── P&GとBCGを経て、Oisixで新たな挑戦をスタート

「これからの食卓、これからの畑」を理念に、食にまつわる多様な社会課題の解決を目指すオイシックス・ラ・大地。今回は、経営企画本部 事業支援部に所属し、Oisix EC事業の成長を経営企画の立場で支える浅野真帆さんを紹介します。

新卒でP&Gジャパンに入社後、データアナリストとしてマーケティング戦略に携わり、その後はボストン・コンサルティング・グループにて、複数業界の事業課題解決に従事してきた浅野さん。将来的な起業も視野に入れ、2025年にオイシックス・ラ・大地へとキャリアの舞台を移しました。

「自らの手で事業を動かし、当事者として事業を成長させる経験を積みたい」──そうした想いを胸に、挑戦を続ける浅野さん。オイシックス・ラ・大地を新たな挑戦の場に選んだ理由や、実際に働く中で感じていることについて語ってもらいました。

(▼)こちらのインタビューは動画でご覧いただくこともできます。

自分はどこまで行けるのか。その思いが原動力

──  はじめに、オイシックス・ラ・大地へ入社する以前の浅田さんのキャリアについてお聞かせください。まず、新卒でP&Gジャパンを選ばれた理由は何だったんでしょうか?

浅田さん:
ひとつは、若いうちから裁量を持って働ける環境に魅力を感じたことですね。優秀な社員の皆さんと切磋琢磨しながら、仕事に打ち込むことで、自分を高めたいという思いがありました。また、グローバル企業として英語を日常的に使う機会が多く、グローバルなビジネスコミュニケーションを磨ける点にも惹かれました。

──  P&Gジャパンでは、どのような仕事を担当されていたんですか?

浅田さん:
データアナリストとして、各種プロモーションの効果分析を主に担当していました。TVCMをはじめとするマス広告からデジタル広告まで、幅広い施策のデータを扱っていましたね。そこから得られた示唆をもとに、プロモーションを最適化するための戦略提案を各ブランド担当者へ行っていました。

──  そこからボストン・コンサルティング・グループへ転職されたのは、どのような背景があったのでしょうか?

浅田さん:
P&Gジャパンは部門別採用を行っており、基本的には入社した部門の中でキャリアを積み重ねていくのが一般的なんですね。ただ、私自身はデータアナリストという立場にとどまらず、事業全体を動かすような仕事に挑戦したいという思いが強くなっていきました。

コンサルティング業界であれば、さまざまな業界に関わることができ、事業をスケールさせるための難しい課題にも取り組めます。そうした環境で幅広い経験を積み、自分をさらに成長させたいと思い、ボストン・コンサルティング・グループへの転職を決めました。

──  浅野さんの話を伺っていると、常に難しい課題に挑みながら、自分を成長させたいという意欲がとても強い印象を受けます。ご自身でもストイックな性格だと感じますか?

浅田さん:
そうですね。家族や友人からも「ストイックだね」「そこまでやらなくても」と言われることが多いので、そうなのかもしれません(笑)。

ただ、自分としては、“どこまでできるかを試してみたい”という気持ちが強いんです。自分なりに努力してきたことや、周囲に支えられながら積み上げてきたものを活かしながら、自分はどこまで行けるのか。その挑戦を続けていくことが、自分らしさにもつながっているような気がしています。

事業を自ら動かす経験を求めて、転職を決意

──  では、そんな浅田さんがオイシックス・ラ・大地に入社することになった経緯について聞いていきたいと思います。まず、転職を考えはじめた背景は何だったんですか?

浅田さん:
前職での仕事はとても刺激的で、やりがいも感じていました。ただ、今後のキャリアを考えたときに、事業会社で経験を積むことが重要ではないかと思うようになったんです。

ひとつは、手触り感をもって、事業成長を実感できる仕事がしたいという思いでした。コンサルタントという立場だと、どうしても伴走支援が中心で、提案の段階で関わりが終わってしまうことが多くあります。けれど、自ら施策を実行し、PDCAを回しながら事業を成長させていく。そうした経験を積みたいと感じるようになりました。

また、これまでの経験を通して、将来的には自分の会社を立ち上げたいという目標も生まれてきました。起業という夢を実現させるためにも、事業会社で主体的に事業に関わっていく経験は欠かせないと感じたんです。

さらに、プライベートでも婚約という大きな変化があり、ライフステージが変わるタイミングでもありました。ワークライフバランスを大切にしながら働ける環境で、自分のキャリアを築いていきたいと考えたことも、転職を決意した理由のひとつです。

──  事業会社への転職を考える中で、会社選びの軸となったものは何だったのでしょうか?

浅田さん:
まず軸としてあったのは、ベンチャーやベンチャーマインドのある会社で働きたいという思いでした。今後、妊娠や出産などライフステージの変化によって働き方に制約が生まれる可能性もある中で、入社後すぐに裁量を持ってさまざまな経験を積める環境のほうが、自分に合っていると考えたんです。

もう一つの軸は、“自分が本当に好きなものに関わりたい”ということでした。P&Gジャパン時代にシンガポールへ1年半ほど駐在していたのですが、その経験を通じて、日本の素晴らしいものを海外に伝えたいという想いが芽生えました。

なかでも、「食」は自分の中で強い関心があるテーマです。食べることも作ることも大好きで、話題のレストランに足を運ぶのも好きですし、自宅でもよく料理をしています。食は日本の魅力を象徴する分野でもあるので、「食×ベンチャー」は会社選びにおけるキーワードになっていました。

“食の未来をつくる挑戦”に、自分の力を重ねたい

──  「食×ベンチャー」がキーワードとなる中で、オイシックス・ラ・大地の求人とはどのように出会われたのですか?

浅田さん:
人材エージェントの方から紹介をいただいたのがきっかけですね。希望を伝える中で、「それならオイシックス・ラ・大地はどうですか?」と提案してもらいました。カジュアル面談を受けられるということだったので、まずは気軽な気持ちで話を聞きにいきました。

──  カジュアル面談から選考に進んでいただいた理由は、どういった部分だったんですか?

浅田さん:
カジュアル面談では、これまでの経験や培ってきたスキルセット、そして今後挑戦したいキャリアについてお話ししました。すると、面談を担当してくださった人事担当者から、「経営企画として事業を牽引する仕事が合うのでは」と提案をいただいたんです。

オイシックス・ラ・大地の経営企画は、事業全体を俯瞰し、解くべき課題を発見し、現場と一体になって施策を推進していく役割だと聞きました。詳しい話を聞くうちに、自分のこれまでの経験を活かしながら、事業成長に深く関わることができそうだと感じて、強く興味を惹かれました。

また、多くの社員の方とお話しする中で、オイシックス・ラ・大地が「食」をテーマに幅広い事業を展開していることを実感しました。一般消費者向けのサービスに加えて、法人向け事業から海外事業、サステナブル領域まで多角的に広がっています。また、どの事業も社会的な意義が大きく、当事者として関わりたいと純粋に思えるものばかりでした。

会社全体のビジョンや挑戦の幅を知るにつれ、「ここでなら、自分の力を最大限に発揮しながら、さまざまな挑戦ができる」と感じられたことが、入社を決めた最大の理由です。

データに潜む課題を見抜き、事業を動かす

──  ここからは入社後の仕事内容についてお聞かせください。配属先は「経営企画本部 事業支援部」ですが、どのようなミッションに取り組まれているのでしょうか?

浅田さん:
経営企画本部の役割は、担当する各事業部において設定された数値目標を達成へ導くことです。そのために課題を抽出し、優先順位を整理しながら、事業部のメンバーと一緒に施策を立案・実行していきます。私が担当しているのはOisix EC事業部で、売上や利益といった事業のKPI達成に向けて取り組んでいます。

──  事業部側でも目標達成に向けた取り組みを進めていると思いますが、経営企画本部との棲み分けはどのようになっているのでしょうか?

浅田さん:
事業部では、新規のお客さまの獲得を担うチームや、お客さまの購入頻度や購入金額を高めるチームなど、追いかける指標ごとにチームが組まれています。そして、それぞれが自チームのKPIを達成するために、日々さまざまな施策を実行しています。

一方で、経営企画本部はそれらのチームを横断し、事業全体の売上やコストの観点から、取り組むべき課題を抽出していきます。部分最適ではなく、全体最適の視点で考え、事業全体のKPI達成に貢献していくのが私たちの役割だと感じています。

──  ある種、社内コンサルのような立場というわけですね。現在、特に注力されていることはありますか?

浅田さん:
やりたいことはたくさんあるのですが、いま注力しているのは、各サービスの収益構造を可視化し、改善や成長の機会を見つけていくことです。

Oisixの中にはさまざまなサービスがあります。たとえば、ミールキットを定期的にお届けする『Kit Oisixコース』や、小さなお子さまがいるご家庭向けの『ベビー&キッズコース』など、複数のコースに分かれています。

それぞれのコースがどのような収益構造になっているのか、どこに成長の余地や改善の余白があるのか。そうした点を明らかにするために、データを収集・分析しながら深く掘り下げていくことに、いまは特に力を入れています。

スピードと挑戦。その両方を大切にするカルチャー

──  ここからは、オイシックス・ラ・大地で実際に働く中で感じたことをお聞かせください。

浅田さん:
まず新鮮だったのは、意思決定のスピード感ですね。これまでも分析をもとに施策を提案する仕事をしてきましたが、実際に施策が実行に移されるまでには、早くても半年後、長いと2〜3年かかることもありました。

一方、オイシックス・ラ・大地では、「こうしたデータから、こういう施策を実行すべきだと思います」と提案すると、「じゃあ、すぐにやってみましょう」と即行動に移る。そのスピード感に最初は驚きました。会社の行動規範に「早いもの勝ち、速いもの価値」という言葉がありますが、その言葉がしっかりと根づいていると感じます。

また、入社前にさまざまな社員の方とお話しする中で、「自ら手を挙げた人には任せてもらえる文化がある」と聞いていて、その点にも強く惹かれていました。

まだ大々的に手を挙げたことはありませんが、自分が感じている課題感やアイデアを率直に相談すると、頭ごなしに否定されることはなく、前向きに受け止めてもらえます。そうしたやり取りを通して、“挑戦を歓迎する文化”が本当に根付いている会社だと実感しています。

──  中長期的な目線で、オイシックス・ラ・大地で挑戦していきたいことはありますか?

浅田さん:
将来的には起業を視野に入れているので、オイシックス・ラ・大地で働く中で、自らの手で事業を動かす経験をできるだけ多く積んでいきたいと考えています。新しい事業を立ち上げる経験や、自分のアイデアで新しい売り場をつくっていくような取り組みにも、今後は積極的に関わっていきたいと思っています。

事業を“動かす実感”を得たい人にオススメしたい

──  最後に、浅野さんが考える“オイシックス・ラ・大地で働くのに向いている人”を教えてください。

浅田さん:
やはりオイシックス・ラ・大地の特徴のひとつは、スピード感だと思います。物事を前に進めるスピードを大切にしながら、周囲をうまく巻き込み、課題解決に主体的に取り組める人は、とても向いていると思います。

また、もうひとつの特徴は、データドリブンでお客さま価値を磨いていく文化です。お客さまインタビューやデータ分析を通じて課題を発見し、それをもとにより良い体験をつくっていく。そうしたプロセスに楽しさを感じられる人は、オイシックス・ラ・大地でやりがいをもって働けるのではないかなと思います。

──  ご自身の転職を振り返ってみて、どんなキャリアを目指す人にオススメしたい職場だと思いますか?

浅田さん:
そうですね。やはり、“自分の手で事業を動かしていきたい”という想いを持っている人には、とてもオススメできる環境だと思います。

私自身も、そうした課題意識を持って転職活動を始めました。まだ入社して数ヶ月ですが、自分の提案が実際に実行され、その結果を見届け、次の打ち手を考えていくというプロセスを経験できるのは、とても新鮮で学びが多いです。

これまでの経験を活かしながら、自らの手で事業を動かしたい方や、新しい事業づくりに挑戦したい方。そうした挑戦心のある人に、オイシックス・ラ・大地をぜひオススメしたいですね。

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